＜この企業の評判＞

海外で女性用下着を見ながら目を輝かせている妻を見ながら、代表取締役の松田氏は、『女性の下着は商売になる』と直感した。
それまで経験のなかった業種にも関わらず独立創業を決意した松田氏は、信頼できるメーカー探しから仕入れ交渉までたった一人で行い、2003年に大阪でランジェリーショップを開店した。
しかし、業界の慣例や顧客動向については事前調査が不足しており、様々な宣伝方法にトライするものの、顧客の数は思うように伸びなかった。
そんな中、悩みぬいた末にたどり着いたのが、『インターネットショップ販売』であった。
当初はインターネット販売における顧客の不安の種である『試着、返品ができない』ことに対するフォローが充分ではなく、期待したほどの実績が上がらかったが、商品到着後5営業日以内であれば、試着後の交換、返品が可能な『フィッティングサービス』を開始し、電話やメールを通じて下着に関するお悩み相談を設けたことで、徐々に顧客からの反響と信頼を獲得し、一気に事業が軌道に乗りはじめた。

＜この社長の魅力＞

代表取締役の松田氏は、社員数が増えるにつれて、『創業時の想いを共有する仕組みづくり』の必要性、必然性を強く感じるようになった。
そのひとつが月に1度の『HEAVENの日』である。この日だけは業務を一切行わず、さまざまな催しを通じて理念の共有を図り、社員間のコミュニケーションを深めている。
また、『女性のキレイを応援する』という理念は社内にも通じるとの想いから、女性社員が結婚、出産、子育てを経ても安心して仕事ができる環境を整えている。
商品開発では、社員の声やお客様から寄せられた声をもとに、信頼の置けるメーカーと共同で『HEAVENプランニングらしさ』にこだわったオリジナル商品の開発にも取り組んでいる。機能性や品質はもちろん、特徴が伝わりやすいネーミングにもこだわったことで、販売直後から高い売上を誇り、現在は海外にも展開している。
HEAVENプランニングが掲げるブランドメッセージは『focus on you.』。常にお客様に気を配り、お客様の声をあつめて商品を作り上げること。社員と心をひとつにしながらお客様に喜ばれる商品を企画し、どこにも負けない世界一のブランドを築き上げようとしている。