<この企業の評判>
オーケーズデリカ株式会社は、創業当時から続く企業向けの『産業給食』、公立中学校向けの『学校給食』、介護福祉施設向けの『介護食』という三本柱で事業を展開している。
オーケーズデリカは、『食の安全』が社会問題化する以前の2006年、業界に先駆けて世界基準の衛生管理システムである『HACCP』を導入している。
決して大規模企業とはいえないものの、企業としての強みや付加価値を見つめ直し、安心・安全の観点から改革を推し進めたことで、地元自治体からの信頼を獲得し、学校給食、介護食への進出を果たすなど、ここ数年のうちに事業規模を拡大してきた。
近年では『社内ブランディング』に力を入れている。若い社員が誇りを持ち、毎日いきいきと働ける会社づくりを通して、『日本一カッコイイ給食会社』になることを目標としている。このビジョンを浸透させるため、コーポレートマークやホームページなどを会社の想いを表すものに変更したほか、オフィスにもカフェスペースを設けるなどの改装を加え、『風通しのよさ、心地よさ』を実現している。
<この代表の魅力>
代表取締役である杉本氏は、社員の自主性、自律性を重視する『オートパイロット経営』を目指し、新卒社員にも経営課題の解決に携わる機会を設けるなど、一人ひとりに活躍できる場、自身のキャリアプランを考えるきっかけを提供している。
こうした取り組みは方々で話題となり、近年では大学新卒者を中心に面接希望者が急増しているほか、社内でも新たなアイデアが次々と生まれるなど、プラスのサイクルが回りはじめている。
また、杉本氏は、学校給食に関するシステム会社やコンサルティングを行うグループ会社である『株式会社菜友』を立ち上げている。
株式会社菜友では、よりよい学校給食運営の仕組みづくりを通して、日本の学校給食の未来を変え、ゆくゆくは『日本の給食技術を世界に展開する』という大きなビジョンを掲げている。
杉本氏は、『Food is Life(食べることは生きること)』というモットーのもと、今後も信頼する社員と共にさらなる進化を目指していく。