＜この企業の評判＞

山陰エリアで住宅建築販売を営む中央建設株式会社は、1983年の創業以来、一貫して注文住宅を手がけてきた。しかし、注文住宅にこだわるほど販売価格は上昇し、市場の求める商品との乖離が生じはじめ、一時、契約棟数が厳しい状況にまで追い込まれた。
この局面を打開すべく、多くのお客様へ家を提供できるよう、低価格を検討するようになり、ローコスト規格住宅専門ブランド『ニコニコ住宅』を立ち上げた。
しかし、『お客様の望みを一つひとつ叶える注文住宅こそ一番である』と考える社員からは反発もあった。特に営業担当者にはその意向が根強く残っており、中には理解する前に自ら会社を去る社員もいた。
しかし、市場のニーズと合致しはじめたことで、徐々にニコニコ住宅の受注で実績を残す営業担当者が現れはじめ、社内の空気感も一変していった。
営業担当者が自ら「ニコニコ住宅に取り組みたい」と希望するようになったことで、会社全体の意識が変わっていくと同時に、受注も増えていった。

＜この代表の魅力＞

出雲、米子周辺におけるファミリー層に人気の２DK～２LDKの家賃相場は、５万～６万円が主流である。住宅ローンを家賃並みに抑えるためには、住宅価格を１，０００万円弱に抑える必要が出てくる。そこで、代表取締役の足立氏は、取引先に仕入価格で協力してもらい、品質を落とさずに低価格の家を提供することに成功した。
実際にローコスト規格住宅をはじめると、思った以上にお客様からの反応が会社に殺到した。『あきらめていた家が持てた』、『この値段でこれだけの家が建てられるなんて！』といった声がぞくぞくと届き、２０～３０代のお客様には特によろこばれている。
また、規格住宅は注文住宅を比較し、お客様との打ち合わせ時間が短縮できることから、社員の残業時間も減ることとなった。
家は、誰しも安心して帰れる場所であってほしい。だからこそ、中央建設のサービスを通じてより多くの方々にマイホームを持つよろこびを感じてほしい。足立氏はそう考えている。