＜この企業の評判＞

勝浦整形外科クリニックは、太平洋を望む千葉県勝浦市にある、整形外科やスポーツ医学などを柱としたクリニックである。勝浦は人口約２万人ほどの小さな街だが、クリニックには県内外から、プロアスリートを含め、1日250名を超える患者が来院する。
一般的に整形外科単科としては無床診療所が多い中、クリニックは手術室２室、病床数１９床を設け、手術療法まで行うことが他クリニックとの差別化要素となっている。また、安静を中心とした保存的療法ではなく、より積極的な治療（手術療法、リハビリテーション）を推進しており、痛みの軽減にとどまらず、体力と運動器機能の回復による、日常生活における質（QOL）の向上を重視している。
とはいえ、クリニックでは手術よりも、まずはリハビリありき、という姿勢で望んでいる。身体への負担が大きい手術を行う前に、リハビリを通じて痛みを軽減、症状を改善できることもあるためである。小さな街で国内トップレベルの治療が受けられるとあり、多くの患者に支持されている。

＜この代表の魅力＞

現在、理学療法士が活躍できる場は、医療や介護以外にも、さまざまな分野に広がっている。理学療法士が多く在籍する勝浦整形外科クリニックでは、彼らの将来を見据え、『プロの治療者』として、スキルやキャリアが向上する環境を整えなければならない。院長の有馬氏はこのように考えている。
例えば、クリニックが提携するプロスポーツクラブにトレーナーとして派遣したり、近隣自治体の健康教室で講師を務めたりするなど、理学療法士の活躍の場を院外にも広げさせている。こういった場で自分の知識や技術を活かすことができれば、収入だけではなく、経験やモチベーション面でも『プロの治療者』に近づくことができる。
質の高い医療を提供するためには、スタッフの人間的な成長はもちろん、彼らが誇りを持って働ける職場づくりが何より大切になる。今以上に『人を育てるクリニック』となれるよう努力を続けながら、地域、そして日本の医療に貢献していきたい。有馬氏は今日も自身の理念を実現させるために動いている。