<この企業の評判>
株式会社カミタケモータースの代表取締役 上武氏は、自動車の販売台数が年々縮小傾向にある中、その打開策を模索していた。
そんな時、購入費や維持費の安い軽自動車の販売台数だけは、比較的安定して推移していることに気付いた上武氏は、『財布に優しい=地球に優しい』をテーマに、軽自動車の販売に特化した専門店化を決意する。
国内で販売されるほぼすべての軽自動車を網羅した品揃え、大量仕入れによるロープライス化、ウッドデッキやキッズルームなど、お客様が気軽に立ち寄ってもらえる店舗づくりなどを進め、2009年には大阪最大級の広さを誇る枚方本店をリニューアルオープンした。
また、購入後も末永くお客様のカーライフを支えるべく、同年には車検の全国チェーン『コバック』と提携し、安心、安全、安価に対応する車検事業を開始。その後も、エコカーを980円からという超低価格で提供する『エコレンタカー』事業、保険、板金、修理などのカスタマーサポート業務も立ち上げ、お客様のニーズに『攻めの姿勢』で応えていった。
<この代表の魅力>
代表取締役の上武氏は、新卒採用で『ONE FOR ALL, ALL FOR ONE』の姿勢で働くことができる人材を採用し、入社後は早い時期に個人の強みが発揮できる機会を与え、成長を促してきた。
また、がんばりに報いる制度でも、年間MVPや月間表彰のほか、隔月の全体会議ではMVPを受賞したスタッフの上長が自ら動画を作成し、皆の前のそのがんばりをプレゼンしている。
人事評価にも本気で取り組んでおり、月1回の幹部会議でスタッフの日々のがんばりを共有し、年2回の人事合宿では、社長とマネージャーが膝を突き合せ、部下の育成方法について夜通し語り合っている。
近年は働きやすい環境づくりにも注目しており、IT活用による業務効率化、有給や育休、産休の推奨、資格取得サポートのほか、スタッフの家族を集めての職場見学や職業体験会、結婚10年未満のスタッフの配偶者を集めての交流会『良妻賢母の会』なども行っている。こうした施策を通じて、スタッフの満足感が高まり、それがお客様の笑顔につながり、ひいてはカミタケモータースの成長につながっていることを、上武氏は強く実感している。