<この企業の評判>

株式会社ソニックガーデンは、ソフトウェアの受託開発と、自社サービス開発運営の2つを柱として事業を展開している。そのうち、ソフトウェアの受託開発は、『納品のない受託開発』というビジネスモデルで取り組んでいる。
ソフトウェア開発は、定められた要件を基に見積を行い、契約を交わし、期日通りに納品する一括請負形式が一般的である。しかし、この形式では、初期投資が高額になり、仕様変更にともなって改修費が発生するだけでなく、品質も納品時点がゴールとなるため、やがては刻々と変動する市場環境に合わなくなってしまうリスクが付きまとう。
その点、ソニックガーデンの『納品のない受託開発』は、あえてゴールを定めない。顧客の事業戦略をヒアリングし、その企画立案にも参画しながら、事業の進捗に合わせて必要な機能を必要なタイミングで少しずつ開発、提供する、というスタイルである。月々定額方式を採用し、機能や品質も日々改善することができるため、不確定要素が多い現代のビジネスにフィットしたものと言えるだろう。


<この代表の魅力>

代表取締役社長の倉貫氏は、『オフィスにいることがイコール働くことではない』との考えから裁量労働制を採用し、全社員が自社開発の仮想オフィス環境ソフトウェアを利用して、オンラインで社内外の業務を行っている。
仮想オフィス環境ソフトウェアでは、お互いの顔が画面上に映し出され、チャット形式でいつでも互いに相談でき、会議や打ち合わせも行える。出社が難しい場合でも時間や場所の制約を受けることがない。そのため、ソニックガーデン社員の半数以上が地方での在宅勤務である。
倉貫氏は、先の見通せない時代だからこそ、ソニックガーデンのプログラマには独立した個人として、どこに行っても通用する実力を身につけて欲しいと願っている。なぜなら、ソニックガーデンがトップクラスのプログラマ集団としてより活躍することができれば、やがて新しい時代のビジネスや働き方のモデルケースになるからである。
原氏はこれからも既成概念や常識にとらわれることなく、真の社員満足、顧客満足を追求していく。


企業概要
社名株式会社ソニックガーデン
創業2011年
経営者代表取締役社長 倉貫 義人
所在地東京都世田谷区
会社URLhttps://www.sonicgarden.jp/
事業内容ソフトウェア受託開発および、リモートワーク専用ツールの販売、提供