＜この企業の評判＞

歯科医業界は現在、従来の保険診療だけでは経営が厳しい状態が続いている。
医療法人社団　暁倭会　たいよう歯科クリニックでも開業以来、保険診療に加え、インプラントと呼ばれる、金属の人工歯根に人工歯をかぶせる治療法を主力に据えて経営を行ってきた。
しかし、数年の間にインプラントに対するニーズが下火になり、売上も伸び悩んでいた。そこで着目したのが、『自費クラウンモデル』である。
自費クラウンとは、金属を使わない『メタルフリー』の素材でできたかぶせ物の自費治療を指す。いわば、自費でありながら安価な価格を実現するという考え方である。
保険診療だけでは本当に質の高い医療はできない反面、自費診療では患者負担が大きい。その点、自費クラウンモデルは、品質と患者負担、費用を両立し、新しい歯科医療のモデルとなった。従来の『高価な治療を、望む患者に』から、『高品質、低価格の治療を、できるだけ多くの患者に』届けることが可能となったのだ。

＜この代表の魅力＞

患者にとって歯の治療にかかる費用は、決して安いものではない。いかに治療法が優れ、価値の高いものであるか、さらには長期的な歯の健康維持という目線においても有効であることを、患者に正しく理解してもらう必要がある。
そのため、院長である加藤氏は、『コミュニケーション力の向上』にも着目した。
加藤氏自身、コミュニケーション力を向上させるセミナーに通うことで知識を蓄え、院内でも多いときは2週間に1度のミーティングにより、スタッフ、医師の接客態度や意思疎通の方法、加藤氏の理念などについて徹底的に議論を重ねてきた。
その活動が実り、いまでは「医院のドアを開けた瞬間から、明るく親しみやすい雰囲気を感じる」といった患者からの声も届いている。
加藤氏は今後もスタッフ一人ひとりのホスピタリティ力一歩ずつ向上させ、情熱の赤と、癒しの黄色を混ぜた、オレンジ色の『太陽のような人間』を育成し、歯科医療の新たなるステップを踏みたいと考えている。