<この企業の評判>
リサイクル市場は大手企業の寡占化が進んでおり、中小企業の入る隙はないと言われていた。しかし、代表取締役である潘氏は、必ずナンバーワンになれると確信していた。なぜなら、自社のビジネスモデルに自信を持っており、何よりも想いと熱意では誰にも負けない、という自負があったためだ。
古い体質の業界からは反発もあった。しかし、そんな業界の慣例にとらわれず、本当に世の中に貢献できることだけを考え、愚直に果敢にビジネスを展開していった結果、リサイクルネットワークは日本だけでなく、世界にまで広がった。
また、現在では資源リサイクルに次ぐもうひとつの柱として、水の浄化ビジネスを立ち上げている。つまり、『水のリサイクルによる地球貢献』である。
世界には、水質の汚染や砂漠化などにより、良質の水が得られない地域が多数存在する。リサイクル技術と同じく、優れた日本の浄水技術を駆使し、『世界における水の問題を解決に導く仲立ち役』も果たしている。
<この代表の魅力>
代表取締役である潘氏が現在のリサイクル事業を構想したのは、日本のアパレル商社を退社し、植林事業を立ち上げた頃であった。
潘氏もともと環境問題に人一倍関心があり、『限りある資源を有効活用しなければ、地球の未来はない』と考えていた。
世界に目を向けると、使用済みの携帯電話やパソコンが大量に廃棄され、基板などに含まれる貴重な金属、すなわちレアメタルもみすみす捨てている現状があった。
その一方、日本には世界第一級のリサイクル技術がある。そこで、世界から各種貴金属が含まれるスクラップを輸入し、日本の技術で再資源化した上でメーカーに販売する『循環型のリサイクル事業』を生み出した。
潘氏の目標は、経営する奥誠環境商事が日本でナンバーワンの環境ビジネス商社となり、100年先でも世界から必要とされる企業となることである。
そのためにも、目先の数字にとらわれず、10年後、20年後にも発展し続けられるようなプラットフォームを構築し、全社員が一丸となって『地球貢献』という目的に向け邁進していく。
企業概要 |
社名株式会社奥誠環境商事 |
創業2009年 |
資本金2億円 |
経営者代表取締役 潘 紀忠 |
所在地大阪府大阪市 |
会社URLhttp://ousei.co.jp/ |
事業内容海外から輸入する各種金属スクラップの加工処理、精錬にいたる一連の手続き代行、農業エネルギー事業、水資源リサイクル事業 |
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